1. 新聞による「体罰」教師報道
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(1)はじめの報道
※これらの報道によってはじめて、生徒Bへの体罰事件が外部に報道された。
このあと、人事委員会での請求人最終陳述書(最終準備書面(5)の年表も参照)にあるように、テレビのワイドショ−による放映があり、
また、緊急集会が開催されることになった。
そしてまた、この報道をきっかけ(または理由)にして、PTA役員会代表が「要望書」をまとめ、校長と市教育委員会に2003年9月26日に、
都教育委員会には2003年10月1日にこれを提出したと、PTA会長名−当時−による「本教諭に関るマスコミ報道後の経過報告」(2003年10月3日付)が
記している。
1)2003年9月3日 朝刊 産経新聞
−見出し「『体罰なし』念書要求 東京・小平市立中教諭、試合負けた生徒なぐり」
2)2003年9月3日 夕刊 朝日新聞
−見出し「体罰発覚恐れ、確認書を要求 東京・小平の中学教諭」
(2)2003年10月3日(金)の職務命令(疋田教諭を10月6日より研修に入らせる旨)が出たあとの報道
※なお、校長はこの職務命令を出したとき、合わせて疋田教諭に、10月4日に校内で同中ソフトテニス部の練習指導、
5日には、同部の都大会予選試合参加の引率指導及び監督を行うことを「職務命令」として認めた。従って、この職務命令が出されたあとも、研修に入る
6日以前までは、疋田教諭は正式な教育活動を行っている(関係資料「職務命令」参照)。
矛盾した職務命令の実態、「教壇にたたせないで」とのPTAからの要望があったという報道と学校・教育現場での教師と生徒との信頼にもとづく
教育活動の展開との格差のはなはだしさが浮き上がってくる(人事委員会 請求人最終陳述書参照)。
1) 2003年10月4日(土) 朝刊 産経新聞 武蔵野版
−見出し「小平の中学校体罰教諭 学校外研修を命令 市教委『教員気資質に欠ける』」
2) 2003年10月4日(土) 朝刊 読売新聞 多摩版
−見出し「体罰教師 現場から外す 小平市教委決定 市役所などで研修」
3) 2003年10月5日(日) 毎日新聞 多摩版 太田裕之の署名記事
−見出し「小平市教委 中学教諭に研修命じる 『体罰ない』確認書、
保護者に要求で」
4) 2003年10月6日(月)産経新聞 河合龍一の署名記事
−見出し「マンデ−リポ−ト 小平五中教諭の体罰隠蔽事件 問題教員の横行許した不作為 市教委動かず 募る保護者の不信感」
小見出し「■前任校時代からの体罰」「■市教委が不正を追認」「■200件を越す苦情殺到」「■根深い責任転嫁の体質」
※この記事は、もっとも悪意に満ちた、虚偽記述が多い。
(3)刑事告訴に関する報道
1) 2004年1月20日 産経新聞 朝刊
−見出し「小平五中 体罰教諭を書類送検 小平署『隠蔽工作などの悪質』」
2) 2004年1月21日 朝日新聞 朝刊 多摩版
(4)処分通知後の報道
2004年2月24日 産経新聞 朝刊
−小見出し「小平第五中体罰問題 都教委、男性教諭を分限免職 ほかにも問題行動多く」
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更新2007/10/20
Copyright 疋田教諭分限免職取消訴訟支援の会 事務局/Yoko Arai