CONFINTEA Y 盛会に開催 延期となっていたユネスコ主催の第6回国際成人教育会議(CONFINTEA VI)が、昨年(2009年)12月1−4日、 ブラジルのベレンで、156ヶ国から約1500人の参加者を得て、開催されました。 「草の根会議」の経過 私たちは、この会議に向けて、日本の成人教育・社会教育に関わるさまざまな関係者のみなさまと集い、 この国際会議の情報を共有し、改めて日本における成人教育・社会教育の現状と課題、この国際会議への関わり方などについて、 広く意見交換する場として国内「草の根会議」を2008年9月13日に開催しました。 その後第2回会合(2008年10月28日)、 第1回運営委員会(2008年12月3日)、題3回会合(2009年1月12日)と会合を重ねてきました。そして諸団体で協力し、 それぞれの得意分野を生かして、過去10数年の関連分野での日本の政策と実践を検討し、今後の課題を提起する 『市民社会組織(CSOs)レポ−ト』をまとめ、その英訳版も作成しました(上記をご覧ください)。 第6回国際成人教育会議(本会議)での「草の根会議」の活動 このレポ−トは、昨年2009年11月に「草の根会議」ホ−ムペ−ジ上で公開するとともに、CD-Rom版、 内容紹介チラシ(デ−タをアップしたウェブ・アドレスも提示)、プリントアウトした簡易製本冊子の展示・配布など、 日本から同会議に参加したみなさまのご協力により、持参・配布しました。 「草の根会議」では、市民社会組織としてその設営に参加したスタンドを通じても、『市民社会組織レポ−ト』の展示、 諸団体の紹介、「公民館」のイメ−ジを伝える装飾などを通じて、日本での社会教育・成人教育の活動・運動を紹介することができました。 このほか、日本政府がご用意された冊子の配布・保管にもこのスタンドを提供したり、各国政府代表座席への それらの冊子配布のご提案と配布作業ほか、政府代表の方々へのご協力もさせていただきました。 総括と今後に向けて 日本の「草の根会議」が、会議での討議や「最終文書」作成にどれほどの力を発揮できたのか、その点は、 レポ−ト完成がぎりぎりになってしまったことも含め、反省点が多く、今後の総括が必要と思われます。 しかし、協力して作成した『市民社会組織(CSOs)レポ−ト』は(編者の非力で校正が不十分なままになってしまいましたが)、 これを何とか英訳することで、日本での成人教育の諸問題を総合的に捉えつつ、他の国々や国際組織との、総合的な交流、 連帯へむけて、その端緒をつくれたのではないかと思われます。これを活かせるかどうかは「草の根会議」の今後の活動に かかっていると思われます。 成人の学習・教育を豊かに発展させるために、社会教育・成人教育関係者の方はもちろんのこと、 他分野で主としてご活躍のみなさまでも成人の学習・教育の 活動に関わり、ご関心のあるみなさまも、是非、この「草の根会議」の活動に、今後とも、ご参加・ご協力をいただければ幸いです。 新たなご参加も歓迎しております。 |
![]() 呼びかけ団体・機関(2008年10月20日現在) 社会教育推進全国協議会 日本社会教育学会 日本公民館学会 全国社会教育職員養成研究連絡協議会 シャンティ国際ボランティア会 『月刊社会教育』編集委員会 開発教育協会 財団法人 ユネスコ・アジア文化センタ− 教育協力NGOネットワーク(JNNE) 図書館問題研究会 |
![]() 作業予定について、詳しくは 「予定」のご案内をご覧ください。 |
![]() 日時 2010年6月5日(土)16時15分〜18時15分 場所 法政大学 市ヶ谷キャンパス
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